ベトナムの道路の渡り方
2011年10月29日
この風景がベトナムの日常です。 おびただしい数のバイクや自転車が道路を
埋め尽くすように、てんでんばらばらで走ってきます。信号機もありますが、
あまり役目を果たしているようにはみえません。
最初は、こんな道路を横断するなんて命がいくつあっても足りないと思ったほど
ですが、何度も道路を渡っているうちに、やはりそこは同じアジア人「あ・うん」の
呼吸があることに気づきます。
バイクも歩行者の動きを見ながら、歩行者もバイクのスピードをはかりながら、
お互いに譲り合って動いているのがわかってくるのです。
ある意味、相手を信じる部分が必要だと思います。バイクには私が渡っている
のが見えているハズだからスピードを緩めてくれるハズ、みたいな ・・・
信頼感とでもいうような ・・・
そうすると、すうーと道を横切ることができるのです。 相手が突っ込んでくる
からと、猫みたいに道の真ん中ですくんでしまっては、このリズムが狂って
しまって逆に事故になってしまうのです。
アジアの曖昧さ、アジアの良い加減さ、アジアの混沌、は沖縄人には通じて
しまうのです。 私だけ?かな?
Posted by アール(R) at 00:28│Comments(0)
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